アイランドスタイルキッチン

某リフォーム番組を見ていると、アイランドスタイルキッチンを採用する建築士の多いこと。某番組は担当建築士を選ぶことが出来ず、依頼者側でも要望は出すものの、ほぼ建築士に丸投げの設計になるそうだ。なので、建築士の間でアイランドスタイルキッチンが熱いのかと思いきや、建築士だけでなく、意外と人気があるようだ。

しかも割と昔からあるキッチンの形で、歴史も古い。海外のアイランドスタイルキッチンを見てみると、部屋の中に炎燃え盛る暖炉ではなく、炎を観るためだけのファイアープレースがあったりして、キッチンなのかなんなのか悩むレイアウトも数多くある。

アイランドスタイルキッチンは部屋のど真ん中にキッチンをどんと置く。

なるほど、海に浮いている島のように見えるから、アイランドなんて名前がついているようだ。アイランドスタイルキッチンは部屋の中央にあるため、周囲に人が集まりやすい。自宅で料理教室を開いている人や、来客と一緒にわいわいやる人には、調理の様子が見やすいし周囲のスペースも広いので、向いているといえる。

またアイランドキッチンを中心に、ダイニングテーブルを取り付けたりするレイアウトだと、目の前で料理を作っているのを見られるし、作り立てをそのまま「はい」とテーブルに出すことが出来る。まるでレストランに来ているかのような雰囲気を味わえる。

アイランドスタイルキッチンの欠点といえば、まず一番に、ある程度のスペースが必要だということだ。なにせ、ど真ん中にキッチンを置くのだ。その利点を考えたら、狭くては意味がない。憧れのアイランドスタイルキッチンにしたのに、狭くて「二人で立ったら、もう何も出来ない!」では、何のためのアイランドスタイルキッチンかわからない。

自然豊かな大分で住宅を建てるなら、比較的広い郊外の土地がよく売りに出されているし、自治体などは郊外でも利便性の高い土地を安く売りに出している。

狭小スペースの改装でも工夫次第で何とかなりそうだが、予算が許すなら、やはり見かけより、本当にのびのびできるスペースを確保したいものだ。その点、田舎の土地はわりと狙い目だ。

またアイランドスタイルキッチンでは、部屋のど真ん中に調理スペースがあるため、他のキッチンに比べたら、キッチンが全体的に汚れやすいようだ。

そういったことも考慮した家具やもろもろを考えておかないと、広いだけで手入れが大変なキッチンになってしまうおそれもある。とはいえ、広い分は動きやすいし、学校の調理実習のように、皆が輪になってにぎやかにやれるのは楽しげでいい。

来客が多いとか、教室や趣味の集まりが多いとかなら、予算とスペースが許せば、検討してみても良いのではないだろうか。

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This entry was posted on 月曜日, 10月 8th, 2012 at 8:25 PM and is filed under 住まいの話. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.